Go!AmaizingThaiLand 2012 south ver #5

KO PHI PHI
かつては藁葺き屋根のコテージが海辺に数件並び

電気は不通、暗くなったら眠り、朝日と共に目を覚ます

日中はロングテールボートのドライバーと

たわいもない無い会話に花を咲かせながら

大自然溢れる素晴らしい景色を堪能

またはシュノーケルを楽しんだりと

この世の楽園のような島であった、、、、、、

しかし観光化の波が恐ろしい速さで島を飲み込み

かつての面影は今はもう無い

我々調査隊にある筋からこんな情報が寄せられたのは

まだ東京でもヒーターが必要な冬の終わり頃だった

その情報の内容はこうだ

南洋、アンンダマン海に浮かぶピピ島、

今では昔の面影が残ってるのは島の形だけ

そんな観光化が進む島の荒廃化の要因の一つに

とある人物が関わっている

その人物こそが島内を牛耳るマフィアのボスで、

タイ本土は勿論、
遠くシンガポールまでの勢力を持つと言われる闇組織を操っているらしいのだ

燃えた、俄然燃え出した

ジャーナリストの端くれとしての熱いハート、

燃えて燃えて燃えまくって
更に燃えたから消防車も呼んだ

思い立ったら即行動に移すのが信条

気付けば成田空港の
バンコク行き出発ゲートの前であった

気付いたらこんな場所に居るので
自分でもここ迄の記憶が無いからちょっと心配した

だが行くしか無い

我々調査隊は現地でその闇組織のボスX氏とコンタクトを取り
彼に操られているファランの実態を調査せなばならない!

島に辿り着いたのは4月の中旬過ぎの午後だった

東南アジアのこの国で、1年で最も暑い季節である

溢れ出す汗がお気に入りのサファリジャケットを不快にさせる

容赦ない強烈な太陽の日差しはレイバン越しでも視界を妨げる

そんなハードな環境の中、まずは島を見て回る事にした

小さな島内、X氏との接点が何処に有ってもおかしくない

まずは島の全貌を確認する為にVIEW POINTに向かった

向かったのはいいのだが

階段がとんでもないんですぅ〜
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遥か彼方まで調査隊を誘う階段達

しかし景色はグレイトだった
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実は我々調査隊は島内に入ってから
不穏な陰を感じていたのであった

何者かに見張られ監視されているのではと

と、その時である!

我々調査隊は背後に殺気立つ危険なヴァイヴスを感じた

本能的に臨戦態勢で身構えてみると

好戦的な猫ちゃんだった、、、
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我々調査隊はVIEW POINTを後にビーチ方面に向かった

タイのパーティーチューンな島の(パンガンやらサムイやらタオやら)
至るトコで夕暮れから販売される名物のバケツカクテル

X氏に操られ洗脳されたファランのガキ共は夜な夜なコレを喰らって大騒ぎ
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しかし手がかりが掴めない、、、、

こうしてる間にも最終戦争の準備は着々と進んでいるハズだ、、、

一体どうすればX氏とのコンタクトが可能なのか、、

と、その時である!

我々調査隊は背後に殺気立つ危険なヴァイヴスを感じた

本能的に臨戦態勢で身構えてみると

ダラけて眠る猫ちゃんだった、、、
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情報が掴めず落胆気味な我々に
現地の方からかすかな望みを繋ぐ情報が入った

「もーね、HuaHinには戻れないから
この先の街のホテルにでも泊まりなさい」

神の啓示である

早速我々調査隊はロングテールボートをチャーターして現地に足を運んだ

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グレイト ラッグ〜ン!

このエリアはジャングル地帯
X氏が潜むには持ってこいの場所である

我々調査隊は道なき道を突き進む

すると何やら前方から人の気配を感じるではないか!

遂にその時が来たか!

が、焦ってはいけない
何が起こるか解らないこの場所、
調査員達の生命を預かっているのは私だ

まずは自らその方角を調べに行く事に
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んん!
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むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ
むむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむむ!

散歩してるオッサンのファランだった、、、、
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我々調査隊には限られた時間しかない、、、、

一体どうすれば、、

と、その時である!

我々調査隊は背後に殺気立つ危険なヴァイヴスを感じた

本能的に臨戦態勢で身構えてみると

ネバーエンディングストーリーのファルコンかっ!!
ってな猫ちゃんだった、、、、
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X氏は一体どんな人物なのか、、、

小さな島だからちょっと突っつけば
容易く情報が入るだろうと思っていた自分に怒りさえ覚える

が、しかし

燃えた、俄然燃え出した

ジャーナリストの端くれとしての熱いハート、

燃えて燃えて燃えまくって
更に燃えたから、もう一回消防車も呼んだ

ここ迄来て諦める訳にはいかない

前を見て突き進もう!

心に強くその気持ち秘め
いざ前を見て突き進んでみると
前方に不審な気配が!

我々調査隊は急ぎ足でそこに向かってみると

なんと!

現地名物バンブータトゥーの変な看板だった、、、
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このパターンの看板、タイ本土にも多数有るし
マレーシアでも見た事有る
マレー半島を圧巻するデザインw

手がかりすら掴めず
疲労もピークに達していた我々調査隊

海からのエナジーで癒しを貰い
少しでも気を休ませようと
夜のビーチへと向かった

ところがである、

愕然である

我々調査隊がビーチに着いて目撃した光景は

癒し所の話では無い

大音量で音楽を流し
酔っぱらって騒ぐ若者達

海辺ではファイヤーダンスの狂喜乱舞

映画『THE BEACH』に於ける文明を受け入れた代わりの代償

何かを得れば何かを失う物事の摂理

悲しい気分が一気に私に襲いかかる

実際目にして身を持って感じてしまった

あまりにも身を持って感じてしまったので
取りあえず参加してみた

ファイヤー縄跳び

あ〜らよっと!てな感じ
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ひゃ〜〜〜〜って無事脱出!ってな感じ
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参加するとショットが1杯頂ける

狂喜乱舞

サイコ〜

違う!

違う違う違ぁ〜う〜

ミイラ取りがミイラ

危うく私も洗脳される所であった

ふぅ〜〜

取りつく島もないとはこの事か

いや、息つく暇も無いか?

いや、廃藩置県?御成敗式目??

いや、そんな事はどうでもいい!

我々調査隊が今すべき事はただ一つ

何が何でもX氏とのコンタクトに近づかなければならない

もはや気力だけで使命を全うするべく我々調査隊

だがしかし
現実問題として我々調査隊に残された時間はもう僅かしかない

もはやこれまだか、、、、、

調査員達は口には出さずとも薄ら感じて来ているハズだ

と、その時である!

我々調査隊は背後に殺気立つ危険なヴァイヴスを感じた

本能的に臨戦態勢で身構えてみると

何処でも寝れちゃうんだね!
ってな猫ちゃんだった、、、、、
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ダメか、、

X氏の影だけを追い求めて終わってしまうのか、、

遂に諦めなければイケない時か、、、

と、その時である!!

不意に、まるで我々調査隊の動きを全て見切っているかの如く
突如X氏が目の前に姿を現したのである!

その威風堂々とした佇まい

一筋縄では
いかないであろうオーラと気迫

世の悲しみを一身に背負っているかのような眼差し

ビックだ

まさにビックな男だ

東南アジアダークサイドキング

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※非常に貴重かつ危険な為、転載転写はお断り致します

キングに会った翌朝

私は昨晩起こった事を何も覚えていない事に気付いた

なんでココに居るのか?

何故だ?WHY?

燃えた、俄然燃え出した

ジャーナリストの端くれとしての熱いハート、

何故今自分がココに居るのかを探す旅

燃えて燃えて燃えまくって
更に燃えたから、更にもう一回消防車も呼んだ

そして旅は続く、、、、

to be contenuieeeeeeeeeeeeeeeeeeeeeee!!