村の予言者からのお告げを頂いた我々取材班は、
山に入る前に一つやらなければならぬ事があった
正式に山に入るには一つの儀式をせねばならない
その儀式とは、
この地域に古くから存在する海神様
<モリーマン>の許可を得なければならない事だ
我々取材班はその<モリーマン>に会う為、
山に向かう道中にある
彼の居場所、<聖なる祠の泉>へと向かった
我々取材班は緊張気味に薄暗い祠を歩いて行く、
と、突然に彼はその姿を現したのであった!
威厳に充ち満ちたその姿、
まさに神秘のベールとはこの事なのか!
あまりの神秘さに立ちすくんでいる我々取材班を尻目に
案内役の現地の子供が彼に山への進入許可の確認を取る
呆然としつつもこんなシャッターチャンスは滅多に無い事だ、
震える手を押さえて、
なんとか<モリーマン>の激写を成功させたのである
しかし神々しい姿だ、、、、
※この貴重な画像の転写を禁じます
無事に最終許可が下りた我々取材班は<聖なる祠の泉>を後に
いよいよ山への進入開始である
山の入り口にそびえる塔、
一体誰がこんな山深い場所に、
そして何の為に建てたのであろうか、、
我々取材班は恐る恐るその山の入り口となっている塔に足を踏み入れる
緊張に包まれた中で詮索する我々取材班、
一体ココで何が起きたのか?
と、色んな事が頭をよぎっていた最中に
突如眼下に殺戮の現場が!
うぉ〜〜!ポルポトか!
隊員達の悲鳴がこだまする
そしてもう1度こだま、
うぉ〜〜!ポルポトか!
さらにもう1回こだま
うぉ〜〜!ポルポトか!
そのこだまが何かのスイッチだったのか、
突如回りは火の海へと化す
そして次の瞬間突如火山が爆発!
もはや万事休す、絶体絶命か!
そしてもう1回こだま
うぉ〜〜!ポルポトか!
一体何時間が経過したのであろうか、、、
どうやら命は助かったようだ、
いや、正確には助けられたと言った方が良いだろう
あの山での恐ろしい出来事は決して忘れられない
今回は魔の山のパワーに屈してしまったが
近い将来必ずやその秘密を暴いてみせるぜ
そして後になって分かった事だが、
この地域の住民が我々取材班をちゃんと
見守っていてくれたらしいのだ
そして意気投合、
夜は更けて行った、、、、、
完