以前どこかで感じた感覚だった
就寝中に誰かに揺すぶられる
何かをこちらに伝えている
そのキーワードは寝ぼけた頭の中を一瞬で駆け巡り
言葉は感覚となり、臭いに変わる
この臭い
そーか、4年前の6月、
母親の時と同じヴァイブスだ
涙も枯れ果てて、
その小さな体は小さな骨壺に収まって、
やっとこちらが一息入れれる状態に落ち着いてからの
事後報告だけれども、
我が家のツンデレ不良猫娘のWAXが28日早朝未明に亡くなりました
享年16歳と6ヶ月だったよ
去年、2013年の夏頃からお腹にシコリが出来始めて
冬頃にはお腹外側に出来る腫瘍へとなっていった
腫瘍が擦れてからの出血も多くなり
そこから1年間お腹お周りのケアをしてあげるプチ介護の日々だったよ
結果1年間の闘病
でもWAX的には食欲も有るし毛ツヤも有る
坊にちょっかい出されても坊が返り討ち、
なんて事もしょっちゅうで、
こちらもそれほどシビアには考えてはいなかったね
今月入っても陽気の調子が良い日中なんかは自力で
ベランダの日当り良い場所に寝そべってウトウトしてたり
していたんだけれども24日頃から容態が急変
食欲は無くなり自力歩行も困難な状態
26日にはクリニックへ連れて行き
患部の掃除と注射を打ってもらう
多少食欲は戻るもやはり相当調子は悪そう
27日朝、自力歩行が難しいハズなのに
自分の寝床から俺達のベッドルームまで来て
嫁さんの近くで久々朝まで寝れてた模様
そしてその翌朝未明に旅立って行ったよ
結果辛そうだったのは最期の3〜4日間、
そして最期はクリニックで綺麗にして貰えたし
最期の晩は俺達の部屋で寝れたって事が救いかね
ペットフードの向上も有って家猫の寿命が15年越えもザラになってきた昨今
16で実家が崩壊して家を出た俺が
記憶が曖昧な幼少の頃から家に居た時間より
長く一緒に居てくれたWAX
俺は勿論、嫁さんが精神的に参ってる時も
何時もただジッとそばに居て嫁さんを元気付けしてくれたり
まだまだ何も判っちゃいない坊だけれども
恐らくは彼に生命体の意義は伝えてくれたハズ
本当に今までありがとう
そっちでウチのオヤジ、マム、次兄とうまくやってってくれ!
RIP
WAX
1998/6/17-2014/12/28